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4G63のエンジン特性
 4G63エンジンにおいて、そのキャラクターを決定付ける要素となるのがタービン。
 そのタービンレスポンスの良さは初代から定評があったが、ランエボIVでのツインスクロールシステム、ランエボIVでのチタンタービン採用など、低速から立ち上がる鋭い過給特性が最大のウリ。
 エンジン自体は15年前に開発されたものなので基本構造は古いのだが、鋳鉄製ブロックは信頼性も高く、ロングストローク設計による低速からの太いトルクも魅力のエンジン 。

4G63 5.5W 38のオイル特性
 推奨粘度を5W 40に設定しながらも、高温側の粘度を2番手下げ38とすることで、4G63最大の武器となるレスポンスを追求。それでも限界油温は138℃とじゅうぶんで、チューニングレベルで言えば400ps未満にベストマッチする設定。
 なお、フルノーマル(300ps未満)においては少し硬めになるため、その場合はSR(スーパーレスポンス)シリーズの5W 30がベスト。400psオーバーなら油温に合わせて、EJの7.5W 42やJZ-Gの10W 50をチョイスするのがおススメです。